1 Reply Latest reply on Jul 6, 2020 7:51 AM by MaMi_1205306

    CY8CMBR3108 動作原理

    KySa_4592371

      CY8CMBR3108を使用して近接センサを1個実装しています。

      検出値を絶対値ではなくBaselineを基準とした相対値で検出している理由を教えて下さい。

        • 1. Re: CY8CMBR3108 動作原理
          MaMi_1205306

          ベースラインを基準とした相対値で検出してる理由として、

          環境による依存を減らすためです。

           

          環境とは、設計される基板レイアウト、オーバーレイだけでなく、

          周囲温度や湿度、ノイズ、電源電圧変動などです。

           

          環境により、Raw countは変動するのですが、

          起動後のイニシャライズにより、Baselineはその時のRaw countに追従します。(Baseline = Raw count)

          外部ノイズや電源変動により、Raw countも変動するのですが、

          緩やかな変動であればBaselineはRaw countに追従し、

          シグナルとなる大きな変動のみ(Diff = Raw count - baseline)で反応できるようになります。

           

          特にMBRシリーズでは、

          Smart Senseを採用しているため、

          起動時に

          センサ寄生容量に合わせてチューニングパラメータを最適にしてくれるので、

          絶対値によるSNの低下などの影響を受けにくくなっています。

           

          例としては極端かもしれませんが、

          絶対値してしまうことにより、全体的にRaw countが高くなりノイズレベルで反応してしまったり、

          全体的にRaw countが低下してしまい、シグナルが絶対値の閾値を越えないなどの問題を

          相対値にすることで対処しています。