CY8CMBR2044-24LKXIT_DS記載のNote 7について

[YuMa_1534086]

DSのNote 7に下記の記載が御座います。

===============================================

For proper CapSense block functionality, if the drop in VDD exceeds 5% of the base VDD, the rate at which VDD drops should not exceed 200 mV/s.

Base VDD can be between 1.8 V and 5.5 V

===============================================

Note7について詳細な確認をさせてください。

Vddがベース電圧から5％以上電圧ドロップするとき、その電圧ドロップのスピードは　200ｍV/s　以内とすることという規定がありますが

①

これは、総電圧ドロップが　5％以上　となる場合のみの規定でしょうか？

例えば、5Vで本ICを駆動しているときに、4.75V以下まで電圧ドロップするときに、

その5V→4.75Vまでの電圧ドロップのスピードが　200ｍV/s　以内とすること、ということでしょうか？

仮に5.2V→5V　程度の電圧ドロップが発生したとした場合に（電圧ドロップとしては5％未満）

このときのドロップスピードは、200mV/s を満たす必要はないということで良いでしょうか？

5%未満の時の電圧ドロップ・スピードの規定はないという事で良いでしょうか？

②           

また仮にNote7の規定を満足しないとしたとき、これは電圧ドロップが発生している間のみ、

Capsense回路を正常に動作する保証がない、という理解で良いでしょうか？                                                                        

A) 電圧ドロップ後、平坦な電源電圧に落ち着いたとき                                                                      B) 電圧ドロップ後、負荷変動が終わったため、元の電圧付近に復帰したとき

のような場合、落ち着いた後（A）・復帰した後（B）であればCapsense回路は正常動作するという理解で良いでしょうか。

下図は電圧ドロップ（A / B）のイメージ図となります。

どうか宜しくお願い致します。

[Takashi_M · Accepted solution]

①　ご理解の通りで、5Vが4.75V以下まで電圧ドロップするときに、そのスピードが　200ｍV/s　以内とするという事です。

また、5Vから5.2Vへの電圧ドロップ（5％以下）の場合は200mV/sを気にする必要はありません。

②　Note7の規定が守れない場合は、Capsense回路が正常に動作する保証はございません。

イメージA及びBでNote7の規定が守られており、ドロップした電圧で落ち着いている場合CapSenseは正常に動作します。

逆にイメージA及びBでNote7の規定が守られていない場合、その時点ではCapSenseの正常動作は保証できません。

[YuMa_1534086]

ご回答有難う御座います。

>>>逆にイメージA及びBでNote7の規定が守られていない場合、その時点ではCapSenseの正常動作は保証できません。

「その時点では」とありますが、これはNote7を準拠しない電圧ドロップが発生した瞬間のCapsenseの動作は保証できないが、電圧が安定した後は動作保証はできる、という事でしょうか？

それともNote7を準拠しない電圧ドロップが発生した場合、ドロップ発生後にたとえ電圧が安定したとしても動作保証はできない、という事でしょうか？

どうか宜しくお願いします。

[Takashi_M]

Note7を準拠しない電圧ドロップが発生した瞬間のCapsenseの動作は保証できないが、電圧が安定した後は動作保証はできるという事です。

[YuMa_1534086]

ご回答有難う御座います。

承知致しました。