PSoC4S_FWの暗号化、バイナリライブラリ化について

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cross mob
YuMa_1534086
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PSoC4Sの開発について、開発したFW部分について、暗号化やバイナリライブラリ等として得意先にリリースする事は可能でしょうか?
(得意先にて、FWの足りない部分の開発や、最終調整等を実施するため。)

FWの開発を得意先と共同で行うとした場合の開発方法について、

自分達で開発したFWのソースを得意先に対しては開示しない形で提供する事が可能かどうか知りたいと考えております。

どうか宜しくお願いします。

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1 解決策

まず、PSoC Creatorでのライブラリ作成については、下記Videoを参考にしてください。

http://www.cypress.com/video-library/PSoC/psoc-creator-tutorial-creating-library-project/107976

http://www.cypress.com/video-library/PSoC-Software/psoc-creator-tutorial-adding-library-dependency/1...

しかしながら、今回所望のバイナリ提供という観点では上記方法は使えません。(実装、ソースをそのまま提供になってしまうので)

よって、ソリューションとしてはPSoC Creator上でビルドしたオブジェクトファイル(及びヘッダーファイル)を御社得意様に提供して頂き、御社得意様にて組み込む形になります。

PSoC Creatorにて提供のオブジェクトファイル(及びヘッダーファイル)を組み込む場合は、プロジェクトオープン後、Projectー>Build Settingメニューを選択してください。

pastedImage_0.png

次に、下記ポップアップウィンドウでオブジェクトファイルへのパス設定。

ARM GCC 5.4-2016-q2-update -> Linker -> General -> Additional Link Files

pastedImage_1.png

これで提供のオブジェクトファイルが追加されたことになります。

また、提供のヘッダーファイルの追加はプロジェクト上の"Header File"を右クリックして追加してください。

pastedImage_3.png

最後に提供のヘッダーファイルをソース内にてインクルードしてください。

以上です。

元の投稿で解決策を見る

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3 返答(返信)
Takashi_M
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これはFirm Ware 、所謂ソフトウェアのみをバイナリライブラリで提供できるかどうかでしょうか?

また、これにはHWもモジュール化(ブラックボックス)して提供することを想定されていますか?

ご質問に暗号化とありますが、単純にバイナリ提供ではだめなのでしょうか?

出来れば、もうお少し詳細を頂けると有難いです。

宜しくお願い致します。

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YuMa_1534086
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ソフトウェアのみのバイナリライブラリ提供で問題ありません。

ちなみにHWのモジュール化(ブラックボックス)も可能なのでしょうか?

内容としては先のメールにも記載した下記の内容となります。

下記内容が実現できるのであれば手法は問いません。

PSoCで実現方法があれば教えて頂きたく。

PSoCでは対応不可の場合はその旨ご連絡下さい。

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FWの開発を得意先と共同で行うとした場合の開発方法について、

自分達で開発したFWのソースを得意先に対しては開示しない形で提供する事が可能かどうか知りたいと考えております。

その後、得意先にて、FWの足りない部分の開発や、最終調整等を実施する。

=====================================

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まず、PSoC Creatorでのライブラリ作成については、下記Videoを参考にしてください。

http://www.cypress.com/video-library/PSoC/psoc-creator-tutorial-creating-library-project/107976

http://www.cypress.com/video-library/PSoC-Software/psoc-creator-tutorial-adding-library-dependency/1...

しかしながら、今回所望のバイナリ提供という観点では上記方法は使えません。(実装、ソースをそのまま提供になってしまうので)

よって、ソリューションとしてはPSoC Creator上でビルドしたオブジェクトファイル(及びヘッダーファイル)を御社得意様に提供して頂き、御社得意様にて組み込む形になります。

PSoC Creatorにて提供のオブジェクトファイル(及びヘッダーファイル)を組み込む場合は、プロジェクトオープン後、Projectー>Build Settingメニューを選択してください。

pastedImage_0.png

次に、下記ポップアップウィンドウでオブジェクトファイルへのパス設定。

ARM GCC 5.4-2016-q2-update -> Linker -> General -> Additional Link Files

pastedImage_1.png

これで提供のオブジェクトファイルが追加されたことになります。

また、提供のヘッダーファイルの追加はプロジェクト上の"Header File"を右クリックして追加してください。

pastedImage_3.png

最後に提供のヘッダーファイルをソース内にてインクルードしてください。

以上です。

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