Community Translation - Sampling Output Data from Cypress SPI NOR Flash Devices – KBA227433

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cross mob
MaKi_350451
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Hi


I want to translate KBA227433 into Japaneese, please confirm to my work.

Best Regards,
Masaya

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AikoO_51
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Hi Masaya-san,

I confirmed the KBA.

Please work to do.

Thanks.

AIko

Aiko Ohtaka
Infineon Technologies
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MaKi_350451
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Hi AIko-san,

Thank you for the assignment.
I tried to translate this KBA227433 into Japanese.
Please check below.
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バージョン*.*

タイトル:サイプレス SPI NOR フラッシュデバイスからの、出力データのサンプリングについて –  KBA227433

質問:

tv時間(クロックの立下りエッジから出力データが有効となるまでの時間)が最大(tvmax)の時に、Cypress SPI NOR Flash デバイスからの出力データをサンプリングする方法は?

回答:

フラッシュの視点から、どのようにtVパラメータが定義されているか理解するため、図1.を参照してください。

pastedImage_5.pngpastedImage_5.png
                                   図1.

本フラッシュデバイスは、リード動作時に、クロック(SCK)の立下りエッジ後のtv時間後からデータを出力します。そしてそれは、次のクロック(SCK)の立下りエッジ後のtHOの期間までSPIバス上で有効です。正しいデータをMCUがサンプリングするためのデータが有効な期間は下式の通りです。
データ有効期間 = クロック幅 (tPSCK) – tV(max) + tHO

MCUは、データ有効期間をもとに、フラッシュからのリード中に、データをいつサンプリングするかを決定する必要があります。
そのため、読み出し動作が実行できる最大の周波数は、MCUが要求するデータ有効期間、および、データのセットアップ時間とホールド時間の要件により異なります。

入力のセットアップ時間:
フラッシュコントローラーがデータを入力する時に、クロックのアクティブエッジの前のデータが安定していなければならない期間。
入力ホールド時間:
フラッシュコントローラがデータを入力する時に、クロックのアクティブエッジの後のデータが安定していなければならない期間。


S25FL256Sの例では、下記ご参照ください。

https://www.cypress.com/file/448601/downloadhttps://www.cypress.com/file/448601/download

条件を次の通りに仮定します。:
ロードキャパシタンス(CL) = 30pF
動作電圧幅(VCC)  = 2.7 ~3.6V
tVパラメータ = 8ns
動作周波数(FSCK)  = 100 MH (tPSCK = 10 ns)

データが有効な期間は、次式の通り計算することができます。

データ有効期間 = tPSCK – tV(max) + tHO = 10 – 8 + 2 = 4 ns.

MCUのセットアップタイムとホールドタイムの要件により次のように検討できます。
例1:
MCUの入力セットアップ時間 = 2ns
MCUの入力ホールド時間 = 2 ns

要求される最小データ有効期間 = セットアップ時間 + ホールド時間 = 4ns

したがって、MCUは同じSPIクロックの立ち下がりエッジに沿ってデータをサンプリングできます。

図2の赤い線を参照してください。

pastedImage_11.png

                   図2.

例2:
MCUの入力セットアップ時間 = 5ns
MCUの入力ホールド時間 = 2ns
要求される最小データ有効期間 = セットアップ時間 + ホールド時間 = 7ns

データが有効な期間は4nsのみのため、MCUは正しくその出力データをサンプリングすることができなくなります。このような例では、MCUのセットアップ時間と、ホールド時間を満たすような広いデータ有効期間を作るために、SPIクロック周波数を下げる必要があります。
MCUのセットアップタイムとホールドタイムの要件が満たされていない場合は、次の手順を実行してデータ有効期間を広くします。
・tV値を下げるため、CL(負荷容量)を小さくする。
・SPIクロック周波数を下げる

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Best Regards,

Masaya

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