USB Type-CソリューションにおけるUSBビルボードデバイスについて - Community Translated (JA)
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質問:ビルボードデバイスとは何でしょうか? また、どのような時に必要とされるものですか? 実装はどこで行うものでしょうか?
回答:
USB ビルボードデバイスクラスの定義は、デバイスコンテナからホストシステムに対してサポートされているオルタネートモード(Alternate Mode) の通信方法を記述します。USB ビルボードデバイスについての詳細な情報は 、以下の USB ビルボードデバイスクラス仕様のリンク(http://www.usb.org/developers/docs/devclass_docs/)から入手可能です。
USB ビルボードデバイスは、オルタネートモードへの遷移失敗を知らせます。USB Type-C の仕様では、デバイスが tAMETimeout (最大 1000ms) 以内にオルタネートモードへ正常に遷移できなかった場合に、デバイスは少なくとも VBUS で駆動される USB 2.0 インターフェース (USB ビルボードデバイスクラス) として示され、オルタネートモードへ失敗したことが示されます。 ホストはそれを受けてサポートされていないデバイスが接続されたことを報告し、USB ビルボードデバイスクラスの情報から、そのデバイスのタイプを特定します。USB ビルボード・デバイスは、1つ以上のオルタネートモードをサポートしているデバイスコンテナ上に実装されます。USB Type-C の仕様として、より良いユーザーエクスペリエンスのためにビルボードデバイスの実装を義務付けています。例えば 、Type-C から DisplayPort への変換ケーブルについての弊社のリファレンスデザインでは、ビルボード機能は CY7C65210 デバイスを使用して実装されています。 サイプレスの USB-シリアルブリッジコントローラファミリー CY7C65210 は、USB ビルボードデバイスクラスをサポートするフルスピードのUSB 2.0 デバイスです。24-QFN パッケージを提供しています。