PSoC 3, PSoC 5LP ブートローダ用 “.cyacd” ファイルの形式 - Community Translated (JA)
Employee
11 25, 2019
11:22 PM
- RSS フィードを購読する
- 新着としてマーク
- 既読としてマーク
- ブックマーク
- 購読
- 印刷用ページ
- 不適切なコンテンツを報告
11 25, 2019
11:22 PM
Community Translated by MoTa_728816 Version : **
質問:
PSoC 3, PSoC 5LP ブートローダ用のアプリケーションコードとデータファイル (.cyacd) の形式を教えてください。
回答:
“.cyacd” ファイルはヘッダレコードとそれに続くフラッシュメモリのデータレコードから構成されています。各データレコードはフラッシュメモリのデータ1列(row)に相当します。もしブートローダブルプロジェクトのコンフィギュレーションデータの保存に ECC フラッシュが使用された場合、データレコードにはそのフラッシュ列に対応するECCデータも含まれます。データはビッグエンディアン形式のASCIIデータとして保存されます。
ヘッダレコードはデバイスのリビジョンを下記形式で指定します:
[ 4-byte シリコンID ] [ 2-byte シリコンリビジョン ] [ 1-byte チェックサムタイプ ]
データレコードは下記形式になります:
[ 1-byte アレイ ID ] [ 2-byte 列番号 ] [ 2-byte データ長 ] [ N-byte データ ] [ 1-byte チェックサム ]
ブートローダのコンフィグレーションによって2種類のチェックサム算出方法があります:
- “Basic Summation” が選択された場合、(チェックサムを除く)データバイト(byte) 総和の2の補数として計算されます。
- “CRC-16-CCITT” が選択された場合、16-bit CCITT CRC を使用して算出されます。
ブートローダホストが“.cyacd” ファイルを使用してブートローダにコマンドを送る場合の構文解釈(parse)ロジックは下記のソースコードに含まれています。
<インストールディレクトリ>\PSoC Creator\<バージョン番号>\PSoC Creator\cybootloaderutils\cybtldr_parse.c
この記事を評価: