アプリケーション開発時の解析のためにUSBパワーデリバリー(USB PD)のトラフィックをキャプチャする-Community translated(JA)
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Original KBA: https://community.cypress.com/t5/Community-Translations/Community-Translation-Capture-USB-Power-Deli...
Translated by: keni_4440091
Version: **
コンフィギュレーションチャネル(CC)ラインを介して送信されるUSBパワーデリバリーパケットのキャプチャおよび解析は、USB PDコントローラのアプリケーション開発時でのファームウェアのデバッグに大変便利な方法です。PDログは、ファームウェアでの可能性のあるエラー/問題に対して優れた洞察を提供し、USB-PDに関するアプリケーションのデバッグを行うファームウェア開発者に役立ちます
Figure 1. PD 解析方法
Infineonは、ユーザーがUSBパワーデリバリー通信をキャプチャ、解析およびデバッグできるツールであるCY4500 EZ-PDプロトコルアナライザーを提供します。CCライン上のプロトコルメッセージを非侵入的にプローブし、正確にキャプチャします。リアルタイムのVBUS電圧および電流測定を提供します。CY4500 EZ-PDプロトコルアナライザーでキャプチャされるPDトラフィックは、USBインターフェースを介してホストPCに送信されます。CY4500 EZ-PDプロトコルアナライザーは公式Webサイトまたは正規代理店から購入できます。
図2. CY4500 EZ-PD アナライザーを使用した設定
EZ-PD プロトコルアナライザーユーティリティは、キャプチャされたPDパッケージをデコードおよび表示するために使用される無償JavaベースのホストGUIアプリケーションです。USB PD 2.0、USB PD 3.0およびUSB4パケットをデコードできます。Windows、macOSおよびLinuxオペレーションシステムで使用可能です。
CY4500 EZ-PDプロトコルアナライザーは、図2に示すようにPDソースとEZ-PD PMG1プロトタイプキットの間のType-Cポートに接続する必要があります。
CY4500 EZ-PDプロトコルアナライザーを使用してPDパケットをキャプチャするには、以下の手順に従います。
- CY4500アナライザーをEZ-PD PMG1プロトタイプキットのType-Cレセプタクルに接続します。
- CY4500アナライザーのもう一方の端をピアデバイスに接続します。
- USB Micro-B接続を使用して、CY4500アナライザーをEZ-PDプロトコルアナライザーユーティリティを実行しているホストPCに接続します。
- CY4500アナライザーがEZ-PDプロトコルアナライザーユーティリティによって検出されると、ツールバーの“開始”オプションをクリックし、PDトラフィックのキャプチャを開始します。
図3. Figure 3. CCラインでキャプチャされたPDパケットを示すEZ-PDプロトコルアナライザーユーティリティ
CY4500 EZ-PDプロトコルアナライザーおよびEZ-PDプロトコルアナライザーユーティリティ使用法の詳細は以下のウェブページを参照してください。
https://www.cypress.com/documentation/development-kitsboards/cy4500-ez-pd-protocol-analyzer