CY7C65632 データーシート記載のエラッタについて

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CY7C65632の日本語データシート記載の”HX2VL エラッタのまとめ” Page.26について 

Q1) お客様にてCY7C65632でエラッタを再現させて調査を行っているのですが、ダウンストリームポートにFullSpeedデバイスを接続した場合はエラッタにあります

現象が再現するのですが、HighSpeedデバイスで確認を行うと現象が再現しません。エラッタの発生はデバイススピードに依存するのでしょうか。HighSpeedデバイスでは発生しないという認識で合っていますでしょうか。<実施した再現手順は添付の「エラッタ再現手順.xlsx」に記載しました。>

Q2)データシートのエラッタの章にあります“影響範囲”に下記の記述があります。

「標準Microsoft ドライバ/ クラスデバイス( マウス、キーボード、大容量ストレージなど) では問題は発生しません。標準クラスドライバは、DS デバイスからのSTALL がある場合、ポートリセットコマンドを使用してデバイスを回復します。」

上記は、エラッタ発生の有無はデバイスのクラスに依存しているのではなく、どのクラスでも発生するが標準クラスの場合はエラッタが発生してもドライバがポートリセットコマンドを発行するため問題はないという認識で合っていますでしょうか。

Q3)データシートのエラッタの章にあります“ハブ サスペンド”はハブのアップストリーム(Host-Hub)サスペンドという認識でいますが合っていますでしょうか。

Q4)エラッタに関してサスペンド中にデバイスを切断、接続すると問題が発生するとのことですが、 サスペンド中に単純に切断のみ行った場合は特に問題等発生しないという認識でよろしいでしょうか。

Q5)エラッタの再現確認を行っている中でエラッタ発生後にデバイスを抜き挿しすると正常に切断、接続、接続後のデバイスとの通信を行うことができました。データシートのエラッタの章にあります回避方法(ポートリセット)以外にもデバイスを切断、接続すれば問題は解消できるという認識で合っていますでしょうか。

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1 解決策

Conclusion:

デバイススピードの違い(HS, FSの違い)によりエラッタ発生の有無が変わるわけではありません。

ポートリセットを発行することによりエラッタを避けることが可能です。

エラッタ発生後、ハブがSuspendに入っていない状態でデバイスの抜き差しを行えば、それは通常のデバイス抜き差しの動作であるため、ポートリセットが発行され、問題なくデバイスが認識されます。

あくまでデータシートにあるように、ポートリセット発行がエラッタを避ける方法となります。

よろしくお願い致します。

Hirotaka Takayama

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2 返答(返信)
HirotakaT_91
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A1) デバイススピードに依存するという報告はございません。

HighSpeedデバイス、Full-SpeedデバイスそれぞれのUSBトレース結果の添付などをいただくことは可能でしょうか。

デバイスはどのようなデバイスでしょうか。

A2) はい。ご認識いただいている通りです。

A3) はい。ご認識いただいている通りです。

A4) はい。ご認識いただいている通りです。

A5) エラッタの件ですが、英文日本語共に100%発生するという記述ではなく、発生する場合があるという記述です。

お客様の環境において再現する時としない時があるだけのように読み取れますが、ポートリセット以外での問題解消をUSBアナライザ等でご確認されたのでしょうか。

よろしくお願い致します。

Hirotaka Takayama

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Conclusion:

デバイススピードの違い(HS, FSの違い)によりエラッタ発生の有無が変わるわけではありません。

ポートリセットを発行することによりエラッタを避けることが可能です。

エラッタ発生後、ハブがSuspendに入っていない状態でデバイスの抜き差しを行えば、それは通常のデバイス抜き差しの動作であるため、ポートリセットが発行され、問題なくデバイスが認識されます。

あくまでデータシートにあるように、ポートリセット発行がエラッタを避ける方法となります。

よろしくお願い致します。

Hirotaka Takayama

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