PSoC Creatorでの浮動小数点値の印刷 - KBA231059 - Community Translated (JA)
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Translation - English: Printing floating-point values in PSoC Creator - KBA231059
Newlib-nanoライブラリーは、埋め込まれたマイクロコントローラをサポートするオープンソースのCライブラリです。コードとデータサイズの削減に重点を置いて実装されています。したがって、貴重なフラッシュメモリを節約するために、newlib nano Cライブラリは浮動小数点値をサポートしていません。
PSoC®Creator™でnewlib-nano浮動小数点フォーマットを有効にして、浮動小数点値を出力する必要があります。 図1を参照してください。
- Project > Build Settings を選択します。
- 左側のパネルで適切なCPUの下のオプションを展開します。デュアルCPU PSoC 6 MCUデバイスの場合、適切なコア、つまり浮動小数点数を出力するためのコードが実行されるコアの設定を変更します。
- 選択したCPUでLinker > General を選択します。
- Use newlib-nano Float FormattingをTrueに変更します。
図1. PSoC Creatorでのフロートフォーマットの有効化
図2は、PSoC 6 MCUのmain_cm4のサンプルコードを示しています。トップデザインのUARTコンポーネントを使用してTera Termで観測された出力を図4に示します。
図2. 浮動小数点数を出力するコードの例
「Use newlib-nano float format」が「False」に設定されたTera Term出力を図3に示します。
図3. 「Use newlib-nano float format」が「False」に設定されたTera Term出力
「Use newlib-nano float format」が「True」に設定されたTera Termの出力を図4に示します。
図4. 「Use newlib-nano float format」が「True」に設定されたTera Term出力