NORフラッシュの初期アクセス時間とページアクセス時間 - KBA224033 - Community Translated (JA)

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    Translation - English: Initial Access Time and Page Access Time in NOR Flash – KBA224033

     

    質問:

    NORフラッシュのアクセス時間とは何ですか?

     

    回答:

    NANDフラッシュと比較して、NORフラッシュの利点の1つは、高速ランダム アクセス リードが行えることです。

    この特性は、リード アクセス毎にアドレスが変更されても、高いリード速度を保てることを意味します。

    パラレルNORフラッシュ デバイスでは、ホスト システムがCD#(チップ イネーブル)をローに駆動してデバイスを選択し、WE#(ライト イネーブル)がハイの場合、ラインダム リード アクセスが開始されます。ホストがアドレス ラインに任意のアドレス値を出力して一定の時間が過ぎると、OE#(出力イネーブル)がローの間、要求したワードのデータがデータ ラインに出力されます。「アドレス安定」から「有効データ」までの時間は、「初期アクセス時間」tACCとして定義されます。図1はtACCの定義を示しています。

     

    図1. tACCの定義

     

    初期アクセス時間は、NORフラッシュ メモリ製品の重要なパラメータです。この時間は、デバイスが選択された後、最初のワードをどれだけ早く出力することが出来るかを示しています。その結果、初期アクセス時間が短いほど、リード速度が速くなります。

     

    図1では、別のパラメータtPACCも示しています。これは、ページ アクセス時間と呼ばれます。パラレルNORフラッシュがページ リードをサポートしている場合、ホストは最初のデータが出力された後もCE#をローに維持し、下位アドレス ラインのみを変更して、ページ内の別のアドレスをリードする事が出来ます。ページサイズは、フラッシュ デバイスのデータシートで定義されています。要求したデータは、tPACC後に現れます。通常、tPACCはtACCよりも遥かに短いです。したがって、同一ページ リードに対してページ リード タイミングを使用する事により、システムはより良いリード スループットを実現できます。ページ アクセス時間の詳細については、KBA219028を参照してください。

     

    SPI NORフラッシュでは、インターフェイスは異なりますが、内部ではメモリ テクノロジがパラレルNORと同じであるため、アクセス時間の概念は変わりません。リード コマンドが入力されると、アドレス サイクルの後デバイスは同程度の時間、つまり初期アクセス時間を取って、データをリード可能にします。これがSPI NORフラッシュのリード レイテンシ パラメータの理由です。

     

    SPIインターフェースはSPIクロックによって駆動され、クロック周波数に応じて初期アクセス時間を満たします。したがって、異なるダミーサイクル数が必要になります。アクセス時間が不変の場合、クロック速度が増加するにつれて、正しい初期アクセス時間を提供するためにより多くのダミーサイクルが必要になります。

     

    SPI NORフラッシュでの読み取りレイテンシの構成の詳細については、KBA219110を参照してください。