ケーブル検出中にサイプレスデバイスからのディスカバーIDメッセージの再試行 -  KBA229052 - Community Translated (JA)

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    Translation - English: Retries of Discover Identity Messages from Cypress Device During Cable Discovery – KBA229052

     

    質問:
    Universal Serial Bus Power Delivery Specification v3.0ユニバーサルシリアルバス電源供給仕様V3.0の章6.7によると、nDiscoverIdentityCount20)を超えることなく、Explicit Contractの間にケーブル検出を実行する際にGoodCRC応答が受信されない場合にDiscover Identityメッセージが送信されてはなりません。CCG6などのCypressのデバイスをベースにした製品がタイムアウト前に60個のDiscover Identityメッセージを送信するのはなぜでしょうか?

    回答:
    CypressDiscover Identityコマンドの実装は、ユニバーサルシリアルバス電源供給仕様に準拠しています。Discover Identityメッセージの再試行には2つのレベルがあります。

    1. プロトコルレベル: 1.1ミリ秒以内にGoodCRC応答を受信しないメッセージが送信された場合、メッセージの損失を回避するためにnRetryCount2)の再試行が行われます。バス上でメッセージが破損した可能性を考慮して行われます。これはnDiscoverIdentityCountにカウントされません。
    2. ポリシーエンジンレベル: Explicit Contract中にケーブルの検出を実行する場合、Discover Identityコマンド要求は50ミリ秒ごとに送信されます。GoodCRCメッセージ応答が受信されない場合、19回の再試行が行われます。これは、EMCAの電源投入に時間がかかり、メッセージに応答しない可能性を考慮して行われます。これらの再試行のみがnDiscoverIdentityCountに対してカウントされます。

     

    したがって、メッセージIDが異なるDiscover Identityメッセージごとに、2回の再試行が行われます。よって、合計20 x 3Discover Identityメッセージが送信されます。要約すると、Cypressのデバイスをベースとする製品は、ケーブルの検出を行うとき、タイムアウトする前に60個のDiscover Identityメッセージを送信するのが妥当となります。