I2Cを介してMBR3 CapSense信号を監視する方法– KBA225809- Community Translated (JA)
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Community Translated by NoTa_4591161 Version: *A
Translation - English: How to Monitor MBR3 CapSense Signal Through I2C – KBA225809
質問:
MBR3 CapSense®のrawカウント、ベースライン、および差分カウントを監視するにはどうすればよいですか?
回答:
PSoC® 4でのCapSenseとは異なり、MBR3デバイスのファームウェア及びそのI2Cレジスタマップは固定されています。この場合、MBR3 CapSenseのrawカウント、ベースライン、および差分カウントを読み取る場合は、MBR3レジスタの操作方法を知っている必要があります。MBR3レジスタの詳細は、 MBR3 レジスタマップに記載されております。
MBR3 CapSenseのrawカウント、ベースライン、および差分カウントを読み取るには、次のレジスタを使用します。
レジスタ名 | レジスタアドレス | レジスタの説明 |
SENSOR_ID | 0x82 | 読み書き可能。センサーのデバッグデータを報告するセンサーのID。 このレジスタの有効な値は、パーツ内のセンサーの数によって異なります。パーツの有効な値は0〜(センサー数 - 1)です。センサーIDは、MBR3データシートに記載されているセンサーインデックスIDです。たとえば、CS0のセンサーIDは0、CS9のセンサーIDは9です。 |
DEBUG_SENSOR_ID | 0xdc | 読み取り専用。このレジスタは、SENSOR_IDレジスタから値を取得します。 |
DEBUG_DIFFERENCE_COUNT0 | 0xde | SENSOR_IDで指定されたセンサーのデバッグ差分カウント。 |
DEBUG_BASELINE0 | 0xe0 | SENSOR_IDで指定されたセンサーのデバッグベースラインカウント。 |
DEBUG_RAW_COUNT0 | 0xe2 | SENSOR_IDで指定されたセンサーのデバッグrawカウント。 |
DEBUG_AVG_RAW_COUNT0 | 0xe4 | SENSOR_IDで指定されたセンサーにアドバンスドローパスフィルターが適用されたデバッグ近接センサーの平均フィルターされたrawカウント。アドバンスドローパスフィルターが無効になっている場合、またはSENSOR_IDのセンサー番号が近接センサー以外のセンサーまたは無効になっているセンサーに対応している場合、この値は未定義です。 |
例として、I2CマスターとしてBridge Control Panelを取り上げます。MBR3 CS6(有効になっている必要があります)のrawカウント、差分カウント、およびベースラインを読み取るには、次のようなコマンドラインになります。
“W 37 82 06 P ;センサーIDを指定してください”
“W 37 DC P ;レジスタの読み取り開始を指定”
“R 37 DC XXXXXXXXP ; デバッグセンサーID、差分カウント、ベースライン、およびrawカウントを読み取ります”
「W」「R」または「P」は書き込み、読み取り、或いは停止のコマンドで、「37」はMBR3 I2Cスレーブアドレス、「82」は16進数のSENSOR_IDレジスタアドレス、「06」はCS6のセンサーID、「DC」は DEBUG_SENSOR_IDレジスタのアドレスになります。「XXXXXXXX」は読み込むバイト数です。
詳細については、community.cypress.comにアクセスするか、サイプレスのテクニカルサポートにお問い合わせください。
参考文献