PSoC® 3/PSoC 5LP フィルタコンポーネントで1次 IIR 遅延フィルタを作成する - KBA85963 - Community Translated (JA)

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    Community Translated by  Motoo Tanaka Expert           Version: *A

     

    Translation - English: Creating First Order IIR Lag Filters in the PSoC® 3 and PSoC 5 Filter Component - KBA85693

     

    質問:

    PSoC® 3/ PSoC 5LP のフィルタ(Filter) コンポーネントで1次 IIR 遅延フィルタを実装するのにはどうしたら良いでしょうか?

     

    回答:

    1次 IIR フィルタは Filter コンポーネントの biquad (双2次)フィルタの係数の内いくつかを 0 にすることにより実装可能です。PSoC Creator の Filter 2.0 コンポーネントは2次 IIRである、直接型 I 双2次フィルタの使用を選択できます。下図が直接型 I 双2次フィルタです。

     

    001-1.png

     

     

    1次 IIR lag フィルタは次式の記述になります。

     

    002-2.png

     

     

    IIR 遅延フィルタの差分方程式は下記のようにも記述されます:

     

    003-3.png

     

     

    双2次フィルタに、より低次の IIR を適用するためには係数 b1, b2, a2 を 0 にします、そして係数 b0 と a1 をセクションの最後に記載された値に設定します。Filter コンポーネントのカスタム係数の順番は b0, b1, b2, a1, a2 となります。カスタム係数(custom coefficients) フィールドには、下記のように表示されていなくてはなりません:

     

    k

    0

    0

    -(1-k)

    0

     

    双2次が実装されたセクションのように、これらのフィルタを Filter コンポーネント内でカスケードすることが可能です。