UART と Bridge Control Panel を使用した CapSense センサのモニタリングとロギング方法 - KBA228593- Community Translated (JA)
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Translation - English: CapSense Sensor Monitoring and Logging through UART and Bridge Control Panel - KBA228593
質問:
UART を使用して CapSense® センサのデータをモニタして、データのログをとるのにはどうしたら良いでしょうか?
回答:
添付ファイルは CY8CKIT-145 キットを使用して CapSense ボタンを実装したサンプルです。
以下の CapSense モニタリング手法は既に I2C ポートが他の目的で使用されているときや、CapSense の Raw count や Different count などのパラメータを大量に保存したい場合などに有効です。
PSoC 4® デバイスをプログラムする
1. (Windowsで) Start → Cypress → PSoC Programmer を選択肢、PSoC Programmer を起動します。
2. File Load アイコンをクリックして、添付のプロジェクトのフォルダ “CapSense_UART_sensor_monitor” から CapSense_UART_sensor_monitor.hex をロードします。図 1 のように PSoC Programmer の設定を行ってください。
図 1. PSoC Programmer 設定
3. USB ポートに CY8CKIT-145 を接続します。
4. Program アイコンをクリックします。プログラミングが完了すると、図 2 のように “Programming Succeeded” というメッセージが表示されます。
図 2. PSoC 4 のプログラミング
Bridge Control Panel (BCP) で CapSense のデータを見て、ロギングする
1. (Windows から) Start → Cypress → Bridge Control Panel を選択して、Bridge Control Panel を起動する。
2. Bridge Control Panel ダイアログで、図 3 のように Chart → Variable Settings へ移動する。
図 3. 変数設定 (Variable Settings) をアクセスする
3. Variable settings ダイアログで、図 4 のように変数名 (Variable Name) と データタイプ (Type) を入力します。OK をクリックして Bridge Control Panel ダイアログに戻ります。
図 4. 変数名とデータタイプの入力
ノート: これらの変数は variable_settings.ini ファイルから読み込むことも可能です。 Load... をクリックして variable_settings.ini を選択してください。
4. Bridge Control Panel ダイアログで、Connected I2C/SPI/RX8 Ports リストから、PSoC 4 デバイスのコムポートを選択してください。この例では、コムポートは COM30 になっています。このポートはご使用の環境によって異なる場合があります。接続に成功すると、図 5 のように “Connected” と表示されます。
図 5. コムポートの選択
5. Editor タブで、図 6 のように PSoC 4 からデータを受信するコマンドを入力します。
ノート:コマンドを手動で入力する代わりに、このナレッジベースアーティクルとともに提供されている UART_command.iic ファイルを読み込むことも可能です。このファイルにはセンサデータを受信するためのコマンドが含まれています。ファイルを読み込むためには File → Open File (Ctrl+O) をクリックしてください。
6. コマンドを一回だけ実行するのには、Send ボタンをクリックしてください。コマンドを繰り返す場合には、図 5 で青枠で囲われていた Repeat をクリックしてください。
BCP は PSoC 4 からデータストリームを受信し始めます。@1rawcount0 は RawCount の上位バイトを、@0rawcount0 は下位バイトを取得します。同様にして、他のデータに関しても変数を分離されています。
図 6. PSoC 4 デバイスからデータを読み込む
ノート: “+” 記号は長い行を複数の行に分割します。
図 7 に PSoC 4 から CapSense のデータを送信するのに必要なコードを示します。
図 7. CapSense データを送信する PSoC 4 関数
7. PSoC 4 から受信したデータを可視化するため、Chart タブへ移動して右上のコーナーに表示されているリストから rawcount0 のプロットを選択します。図 8 および 図
10 で示されているように、diffcount0 のような他の変数も選択することが可能です。
図 8. BCP 上の Row Count のプロット 図 9. BCP 上の Difference Count のプロット
8. CapSense センサデータをロギングするのには、BCP を実行するために Repeat をクリックします。必要な時間経過後、データのモニタリングを停止するために Stop をクリックします。
図 10. データモニタリングの開始と停止
9. Chart → Export Collected Data (収集したデータを書き出す) をクリックします。
図 11. 収集したデータの書き出し (Export Collected Data)
10. Export Collected Data ダイアログから、図 12 で示されるようにデータを絵または、テキスト、XML, HTML、Excel 等のデータとして保存することが可能です。
図 12. 書き出すデータの保存