EZ-BLEモジュール使用時のBLEと規制の認証に関するFAQ - KBA213976- Community Translated (JA)
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Community Translated by KaNa_3391246 Version: **
Translation - English: FAQ for BLE and Regulatory Certifications with EZ-BLE modules - KBA213976
質問:
自社製品にEZ-BLEモジュールが使用されている場合、BLEの資格と認証を理解するためのリソースはどこにありますか?
回答:
サイプレスには、このトピックに関する2つのknowledge based articlesがあります。「Process for Qualifying a Bluetooth Product - KBA210711」と「Queries on BLE Qualification and Declaration Processes - KBA210802」です。資格と認証の詳細について、Bluetooth SIG Webサイトでもアクセスできます。
質問:
EZ-BLEモジュールの電波規制認証に関する詳細情報はどこにありますか?
回答:
認定されたモジュール毎に、RF認定に関するテストレポートを含むknowledge-based article (KBA)があります。それらはcypress.comで見つけることができます。EZ-BLEモジュールは、FCC、ISED (formerly IC)、CE、MIC/TELEC、KCの認証済みとなっております。以下の表に様々な地域での規制への本モジュールの適合する法令について記載します。
地域 | 規制 |
北米 | USA, FCC Part 15.247 and Canada, IC (RSS-247 Issue 1) |
ヨーロッパ | ETSI (EN 300 328), EN 60950-1, CISPR/EN 55022, EN 55024 & EN 301 489-1/17, EN62479 |
日本 | MIC Notice No.88 Annex 43 |
韓国 | KC 2013-157 & 2013-116, KN 301 489-1&-17 |
質問:
最終製品におけるEZ-BLEモジュールの規制認証は、どこで再利用できますか?
回答:
EZ-BLEモジュールが製品内の唯一のRF送信機である場合、最終製品で認証を再利用するかどうかについては、規制によってポリシーが異なります。
FCCの場合、モジュール認証を再利用できますが、最終製品はFCC 15 subpart Bテストを行う必要があります。カナダのISED/ICはFCCの慣例に従います。
CEの場合、EN300328の全ての伝導性テストケースは、モジュールテストレポートから継承できます。EN300328の放射性テストケースまたはEN301489のESDテストケースは、最終製品でテストする必要があります。
最終顧客は、日本または韓国においては、EZ-BLEモジュールの機器認可を再利用できます。認定されたモジュールを使用する場合、最終製品にRFテストを追加する必要はありません。
ESD、EMC、SARなどの全てのシステムレベルのテストは、必要に応じて、最終製品でテストする必要があります。
質問:
EZ-BLEモジュールはオーストリア/ニュージーランド市場向けに認定されていますか?
回答:
いいえ、EZ-BLEモジュールはオーストリア/ニュージーランド市場では認定されていません。オーストラリア/ニュージーランドの無線規制では、米国(FCC)やカナダ(ISED/IC)と同様の機器認可ポリシーは提供されていません。ただし、EZ-BLEモジュールのCEテストレポートは、Radio communication(Short Range Devices-SRD Standards)2014に準拠した法令適合を示すために一部使用できます。
オーストラリア/ニュージーランドの最終的な製品の法令適合を総合的に満たすために、最終製品の開発者は、関連する全ての法令適合テストレポートを含むフォルダを構築する必要があります。例えば、RF、EMC、 electrical safety、DoC(Declaration of Conformity)等です。ACMA法令適合あるいはニュージーランドの無線通信についての法令適合フォルダにおいて、何が必要かを知ることは、統合者の責任です。
オーストラリア/ニュージーランドの法令適合の詳細については、以下Webサイトを参照して下さい。
http://www.acma.gov.au/ and http://www.rsm.govt.nz/.
質問:
EZ-BLEモジュールは中国本土のSRRC(State Radio Regulatory Commission)によって認定されていますか?
回答:
EZ-BLEモジュールのSRRC認定は行っていません。SRRCでは、最終製品にSRRC認定済モジュールが含まれている場合、コンピュータ、家電、オフィス機器などが含まれる一部の製品カテゴリに対してのみ、モジュールのSRRC認定を継承することができ、EMCテストのみを行います。ただし、特定の製品がこれらのカテゴリに分類されるかどうかを判断するのはSRRCです。他の製品カテゴリとなる最終製品は、SRRC認定済モジュールが使用されているかどうかに関係なく、完全なテストを行う必要があります。
質問:
EZ-BLEモジュールはCCC(China Compulsory Certification)取得していますか?
回答:
CCCは中国内の最終製品にのみ必要です。モジュールは、CCC製品カタログ (http://www.ccc-cn.org/en/Catalogue.html) に記載されていません。
質問:
EZ-BLEモジュールは台湾のNCCによって認定されていますか?
回答:
いいえ。台湾では、EZ-BLEモジュールを使用する最終製品にはNCC(National Communications Commission)の承認が必要です。FCC/CE認定は受け入れられないため、国内テストが必要です。FCCは、認証や規制の参照標準になります。EZ-BLEモジュールはすでにFCC認定を受けているため、EZ-BLEモジュールがNCCによる認定を取得する確立は高いです。
質問:
EZ-BLEモジュールでSAR(Specific Absorption Rate)テストを行ったことがありますか?
回答:
SARは最終製品に対して必要であるため、EZ-BLEモジュールではSARテストは行われていません。国によってSARポリシーは異なります。一般な2450MHz信号の場合、頭部と胴体に対して通常使用されるSAR制限と免除は、以下の表で参照できます。
各EZ-BLEモジュールには、RF規制認証のKBAがあります。AMPEテストレポートは、各KBAに添付されているテストレポートに含まれています。一部のFCC証明書は、「送信機に使用するアンテナは、すべての人から少なくとも20cmの距離を空けるように設置する必要がある」ことを示しています。MPEテスト結果に基づいて、当社のEZモジュールの電力レベルは、5mm未満でSAR免除の制限に適合できます。
質問:
BT SIG認定およびRF規制認証を取得する際に、CYBLE-202007-01モジュールで使用できるアンテナはどれですか?
回答:
CYBLE-202007-01モジュールは、標準の2.2dBiダイポールアンテナで動作するように設計されています。同等またはそれ以下のゲインのアンテナは、追加のアプリケーションなしで、FCC/IC規制のテストで使用できます。以下の表に、CYBLE-202007-01モジュールアンテナ用の承認済みアンテナの詳細を示します。
メーカー | 型番 | ゲイン |
Antenova | B4844-01 | 2.2 dBi |
RFlink | RF21C01228A | 2.0 dBi |
Pulse | W1030 | 2.0 dBi |
質問:
CYBLE-202007-01モジュールで、異なるタイプのアンテナが使用されている場合、または2.2dBiを超えるゲインのアンテナが使用されている場合、Bluetooth SIG認定テストをやり直す必要がありますか?
回答:
Bluetooth SIG認定のRF-PHYテストはアンテナゲインとは関係がないため、新しいアンテナでBluetooth SIG認定をやり直す必要はありません。
質問:
CYBLE-202007-01モジュールで、異なるタイプのアンテナが使用されている場合、または2.2dBiを超えるゲインのアンテナが使用されている場合、FCCなどの規制認証をやり直す必要がありますか?
回答:
FCCとICの場合、新しいアンテナタイプ(ダイポールではない)またはより高いゲインのアンテナには、クラスIIの許容変更と完全なEMCテストレポートまたはRFばく露評価が必要です。FCCとIC以外のその他の地域については、アンテナタイプの変更またはアンテナゲインの増加の扱い方に関する明確な指示はありません。対象となる規制認証に関する具体的な質問については、サイプレスにご連絡下さい。ケースバイケースで確認いたします。