Cypress EZ-USB FX2LPベースのロジックアナライザ(オープンソースsigrok PulseViewを使用)- KBA229176 - Community Translated (JA)
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Translation - English: Cypress EZ-USB FX2LP-based Logic Analyzer using Open Source sigrok PulseView - KBA229176
質問:オープンソースのsigrok PulseViewを使ってロジックアナライザとしてCypress のEZ-USB® FX2LP-based kitをどのように使用するのでしょうか?
回答:
図1は、CY7C68013Aミニボードを示しています。
図1. FX2LP CY7C68013Aミニボード
このミニボードには2つのバリエーションがあります。1つはジャンパーJ1があり、もう1つはジャンパーが2つ(J1およびJ2)あります。どちらのボードにも、オン/オフスイッチとRESETプッシュボタンが付いています。ボードには、デバイスのVID / PID / DIDを保持するために使用されるEEPROM(16 KB)もあります(ホストがデバイスを識別して正しいドライバーを決定するために使用)。
2つのジャンパーを備えたボードは、FX2LPロジックアナライザのテストに使用されました。このナレッジベースの記事(KBA)に添付されている回路図を参照してください。J1は、Vccから2つのLEDを接続または切断します。これらのLEDはD0およびD1に接続されています。J2はEEPROMの上位アドレスビットを制御し、ジャンパーに応じてI2Cアドレス0x51に表示されます。
- J2の取り付け:デフォルトのUSBディスクリプタを使用してブートローダーモードで起動します。
- J2の取り外し:アドレス0x51が表示され、大きなEEPROMとしてプログラムできます。
以下の手順に従って、CY7C68013Aミニボードを使用してFX2LPロジックアナライザをテストします。
1. このリンクからご使用のホストOS用にsigrok からPulseViewをダウンロードします。
2. sigrokファームウェアファイル fx2lafw/api.cからVID / PIDの組み合わせを選択します。この例では、16チャネルロジックアナライザーに対応する0x1d50および0x608dを使用しています。
3. このVID / PIDをキットEEPROMにプログラムするには、選択したVID / PIDを含む*.iicファイルを準備します。この.iicファイルの形式は- 0xC0 VID(L) VID(H) PID(L) PID(H) DID(L) DID(H) コンフィグレーションバイトです。
この例では、EEPROMの内容は0xc0 0x50 0x1d 0x8d 0x60 0x20 0x20 0x00です(添付の*.iicファイルを参照)。
4. ボード上のJ2ジャンパーを取り付けし、USB Mini-B-Aケーブルを使用してキットをプラグインします。デバイスは、サイプレスUSBコントロールセンターアプリケーションでCypress FX2LP No EEPROMデバイスとして表示されます。
5. J2ジャンパーを取り外します。サイプレスのUSBコントロールセンターのアプリケーションでは、ボード上のEEPROMは大きいので.licファイルをプログラムするためにパスProgram -> FX2 -> 64KB EEPROMで行います。ステータスバーでプログラミングステータスを確認してください。
6. プログラミングが完了したら、キットのリセットボタンを押します。デバイスは、プログラムされたVID / PIDを使用してEEPROMから起動し、このVID / PIDにインストールされたドライバーがないため、デバイスマネージャーに不明なデバイスとして表示されます。
7. 図2に示すように、Zadigツール(PulseViewと共にインストールされる)を使用して、このデバイスをWinUSBドライバーにバインドします。
ドライバーがインストールされると、ドライバーが正常にインストールされたことを示すポップアップが表示されます。デバイスは、デバイスマネージャーで不明なデバイス#1として表示されます。
図2. Zadigを使用したWinUSBドライバーへのバインド
8. PulseViewアプリケーションを開き、デバイスが選択されているかどうかを確認します。<デバイスなし>と表示される場合は、以下の手順に従ってデバイスを選択します。
9. ドロップダウン矢印をクリックして、[ Connect to Device]を選択します。
10. [ Connect to Device ]ダイアログで、ドライバーとしてfx2lafwを選択します。
11. [ Scan for devices using driver above]をクリックします。デバイスsigrok FX2 LA (16ch) with 16 channelsを選択します。
12. OKをクリックします。
図3, PulseViewでデバイスを選択する
13. [ Run ]をクリックして、チャネルでキャプチャを開始します。ボード上のピンPB0〜PB7およびPD0〜PD7は、それぞれチャネル0〜7および8〜16として機能します。図4は、16チャネルロジックアナライザーとしてのデバイスのキャプチャセッションを示しています。チャネル0およびチャネル1は、I2Cトランザクションからのデコードされたキャプチャを示しています(詳細については、PulseView user guideのデコーダーを参照してください)。
図4. PulseViewでデータを表示する
参考文献: