パラメータをカスタムコンポーネントから内部コンポーネントにわたす方法 - KBA230047 - Community Translated (JA)
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Translation - English: Passing a parameter from Custom component to an Internal Component – KBA230047
質問:
カスタムコンポーネントから既存の内部コンポーネントにパラメータをわたすのに、どのように component expression view を使用するのですか?
回答:
以下の手順でカスタムコンポーネント ("custom_clock") から内部のコンポーネント (この例では clock) にパラメータ ("my_parameter") をわたす方法を示します:
1. プロジェクトを作成して、workspace explorer の component タブへ移動してください。
2. カスタムコンポーネントの回路図 (schematic) ファイルを作成するために:component タブへ移動して、workspace explorer 内のプロジェクトを右クリックし、表示されるポップアップメニューから Add Component Item... を選択します。Add Component Item ダイアログボックスで Implementation の下にある schematic を選択して、コンポーネント名 (custom_clock) を入力してから Create New をクリックしてください。
図 1. ステップ 2
3. 図 2 のように回路図ファイル上に clock コンポーネントをドラッグ&ドロップしてください。今回はデジタル出力端子 (Digital Terminal Out) を clock コンポーネントに接続します。端子名を Terminal_out と変更してください。必要に応じて好きなコンポーネントを追加することが可能です。
図 2. ステップ 3
4. コンポーネントのシンボルを作成するために、回路図 (.cysch file) の空白部分で右クリックして表示されるポップアップメニューから Generate Symbol を選択してください。これで図 4 のようにカスタムコンポーネントのシンボルが生成されます。
図 3. ステップ 4
図 4. 生成されたカスタムコンポーネントのシンボル
5.1. このコンポーネントにパラメータ ("my_parameter") を追加するために、シンボルファイルの空白部分で右クリックをして Symbol parameters を選択します。
図 5.1 .ステップ 5
5.2 表示される Parameters Definition ダイアログの右上のプラス( + ) サインをクリックします。
図 5.2. ステップ 5
5.3 表示された Create Parameter Definition ボックスの Param name に my_parameter を入力して OK をクリックします。
図 5.3. ステップ 5
図 6. 新規に追加されたパラメータを表示している Parameter Definition box
本例では 'my_parameter’ の値が内部のコンポーネント (clock) にクロックの周波数設定としてわたされます。
6. Tools > Options へ移動してください。Design Entry > Component Catalog で Enable Param Edit View box を有効にします。その後 OK をクリックしてください。
図 7. ステップ 6
7. コンポーネントダイアログボックスを開くためにコンポーネント (clock) をダブルクリックしてください。Basic タブを右クリックして表示されるドロップダウンメニューから Show Expression View を選択してください。
図 8. ステップ 7
図 9 のようにコンフィグレーションボックスが表示されます。
図 9. show expression view を選択して表示されるコンフィグレーションボックス
8. “my_parameter” の値をわたすのに使用される desired_freq の値を “$” で始まるパラメータ名に変更します。例えば “$my_parameter” となります。
図 10. ステップ 8
9. これで作業は終了です。“custom clock” コンポーネントの “my_parameter” の値を変更すると自動的にコンポーネント内にある clock コンポーネントの周波数が変更されます。