オーディオ アプリケーション向けのCYW20706のPCM/I2Sクロック設定– KBA228409 - Community Translated (JA)
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Translation - English: PCM/I2S Clock Setting in CYW20706 for Audio Applications - KBA228409
CYW20706のI2SまたはPCMクロックは、オーディオ アプリケーションによる設定はできません。オーディオ ファームウェア/ハードウェアが、現行のオーディオ ストリームのビット深度、サンプルレート、チャネル数などに基づいてクロック設定を制御します。
I2S:
CYW20706デバイスでは、A2DPプロファイルを使用しながらオーディオ サンプルをルーティングするためにI2Sが使用されます。オーディオ サンプルの方向は、デバイスのA2DPの役割によって異なります。CYW20706がソースとして構成されている場合、オーディオ サンプルはハードウェアコーデックからI2S経由で受信されます。シンクとして構成されている場合、オーディオ サンプルはCYW20706からハードウェアコーデックへ送信されます。
A2DPアプリケーションでは、デフォルトまたはAUDIO_ROUTE_I2Sとして構成されている場合、オーディオ データはI2S経由でルーティングされます。is_masterフラグをTRUEに設定することで、CYW20706をI2Sマスターとして設定できます。そのときCYW20706は、A2DPプロファイルでネゴシエートされたサンプリング周波数に基づいてビットクロック (SCK) を生成します。
たとえば、CYW20706デバイスがコーデックネゴシエーション中にピアBluetoothデバイスと44.1kHzのサンプリング周波数をネゴシエートする場合、I2Sクロック周波数は内部ライブラリによって44.1kHzに設定されます。ビット深度またはワード長は16に設定されています。つまり、フレーム長は32に固定されており、変更できません。次のいずれかが、マスターモードでのI2Sクロックです。
• 44.1kHz × 32ビット/フレーム = 1411.2kHz
• 48kHz × 32ビット/フレーム = 1536kHz
スレーブモードでは、任意のクロックレートで最大3.072MHzまで対応します。
注:CYW20706がA2DPソースの場合、アプリケーション ファームウェアでサンプリング周波数を設定できます。たとえば、WICED Studio SDKで利用可能な"watch" デモの場合を確認してください。av_app_cb.audio_sf= 'desired Sampling Frequency';
PCM:
PCMは、デジタル通信チャネルで送信するためにオーディオ (特に声) をデジタル化するために使用される標準的な方法です。CYW20706には、マスターモードまたはスレーブモードのいずれかでリニアPCMコーデックデバイスに接続できるPCMインターフェースが搭載されています。PCMインターフェースは、HFPプロファイルを使用しながらの8Kまたは16K音声サンプルの全二重双方向転送に使用されます。
CYW20706は、各PCMフレームの16ビットのうち13ビットを使用します。残りの3ビットは入力デバイスで無視する必要があり、0、1、符号ビット、またはプログラムされた値で埋められます。デフォルトの形式は、13ビットの2の補数データで、左揃えで、0で埋められ、そしてMSBが最初にクロックされます。
PCMクロック設定は、SCO設定のサンプルレートに基づいて内部で行われます。
広帯域音声 (WBS) が有効の場合、CYW20706は16Kのサンプルレートを使用します。それ以外の場合は8Kです。
WICED_BT_HFP_HFP_CODEC_SET_EVTを確認して、WBSが有効かどうかを判断してください。
したがって、PCMクロックは次のいずれかになります。
• 8kHz × 16ビット × 2 (チャネル) = 256kHz (狭帯域音声用)
• 16kHz × 16ビット × 2 (チャネル) = 512kHz (広帯域音声用)
WICEDスタックがこれを管理するため、アプリケーション プロジェクトでWBSを有効または無効にのみしてください。