ファイヤーウォールのある環境で ModusToolbox ソフトウェアを使用する - Community Translated (JA)
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Community Translated by MoTa_728816 Version: **
質問:
ModusToolbox IDE、スタンドアロンの Project Creator, Library Manager tool で ModusToolbox 対応の基板が全く表示されないのはなぜでしょうか? また、git が SSLエラーやネットワークエラーで失敗するのはなぜでしょうか?
回答:
種々の ModusToolbox ツール (例えば、Eclipse-based IDE, project-creator, library-manager)はマニフェストデータの取得やプロジェクトの複製を行うために GitHub へのアクセスを必要とします。もしあなたがファイヤーウォールで保護された環境にある場合、その機能を正常に働かせるために、以降の手順にしたがってください。手順はお使いの OS 毎に少しずつ異なっています。
1. Windows
Windowsでは、システム環境変数を設定をして Eclipse でも同様の設定を行います。システム環境変数の設定は Eclipse を起動する前に行う必要があります。
ステップ 1: Windows のプロキシ設定を Automatically detect settings に設定します。
ステップ 2: Windows のシステム環境変数で HTTP_PROXY と HTTPS_PROXY を設定します。これは URL とポート番号を含む必要があります。 具体的な情報はIT管理部門に問い合わせてください。
ステップ 3: システム環境変数の設定後、Eclipseベースの IDE を起動してください。そしてメニューの Window > Preferences > General > Network Connections からプロキシの設定を行います。このページで Active Provider を「Manual」に設定し、その後 HTTP と HTTPS の内容にお使いサーバとポート番号を設定する必要があります。
2. MacOS
では、環境変数はターミナルウィンドウで設定する必要があります、その後そのターミナルウィンドウのコマンドラインから Eclipseベースの IDE を起動する必要があります。もし IDE をこの同じウィンドウから起動しないと、IDEプロセスは環境変数を受け継ぐことが無いため、 Library Manager のようなツールは正常に機能しません。
ステップ 1: System Preferences > Network > Advanced > Proxies を更新して、Auto Proxy Discovery を有効にしてください。
ステップ 2: ターミナルを起動して関連する変数 (http_proxy, https_proxy) が設定されているか確認します。(Auto Proxy Discovery が自動的にこれらの変数を設定します)。
$ export | grep proxy
declare -x http_proxy="<URL>:<PORT>/"
declare -x https_proxy="<URL>:<PORT>/"
ステップ 3: そのターミナルから IDE を起動します。
$ /Applications/ModusToolbox/ide_2.0/ModusToolbox.app/Contents/MacOS/ModusToolbox
ステップ 4: EclipseベースのIDEを使用している場合、Application Menu > Preferences > General > Network Connections で プロキシを設定してください。このページで Active Provider を「Manual」に設定し、その後 HTTP と HTTPS の内容にお使いサーバとポート番号を設定する必要があります。(Windows での同様な設定画面を参考にしてください。)
3. Linux
Linux では環境変数はターミナルウィンドウ内で設定する必要があります、その後そのターミナルウィンドウのコマンドラインから Eclipseベースの IDE を起動する必要があります。もし IDE をこの同じウィンドウから起動しないと、IDEプロセスは環境変数を受け継ぐことが無いため、 Library Manager のようなツールは正常に機能しません。
ステップ 1: 手動で Network Proxy を設定します。
ステップ 2: ターミナルを起動してターミナル内で関連する変数が設定されているか確認します。
user@user-VirtualBox:~$ export | grep proxy
declare -x http_proxy="<URL>:<PORT>/"
declare -x https_proxy="<URL>:<PORT>/"
ステップ 3: ターミナルから IDE を起動します。
$ ~/ModusToolbox/ide_2.0/eclipse/ModusToolbox
ステップ 4: EclipseベースのIDEを使用している場合、Window > Preferences > General > Network Connections で プロキシを設定してください。このページで Active Provider を「Manual」に設定し、その後 HTTP と HTTPS の内容にお使いサーバとポート番号を設定する必要があります。(Windows での同様な設定画面を参考にしてください。)