USB Type-C と USB-PD の違い  –  Community Translated (JA)

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    質問:

    USB Type-C USB パワーデリバリ (USB-PD)  はどう違うのでしょうか?

     

    回答:

    USB Type-C USB-PD の根本的な違いは USB Type-C は新しい小型でリバーシブルなコネクタですが、USB-PD 100W までの電力供給をサポートするプロトコルを指していることです。

     

    以下の章でUSB Type-C USB-PD USB IF 仕様概要をご説明します。

     

    USB Type-C 仕様

     

    USB Type-C ケーブルとコネクタの仕様は既存の USB インターフェースと互換性のある新しいレセプタクル、プラグ、ケーブル及び検知機構を規定しています。この仕様はType-C レセプタクル、プラグ、ケーブルアセンブリなどのさまざまな側面の性能要求を網羅しています。レガシーな設計のUSBとの互換性の為にUSB Type-C からレガシーへのケーブルアセンブリを規定しています。また、USB Type-C コネクタに最適化された USB-PD についても記述されています。USB Type-C ポートはデフォルトではパワーデリバリのプロトコルはサポートせずに 5V で最大 3A までの電源をサポートしています。USB Type-C  ケーブルとコネクタの仕様は、接続先によってコネクタの機能分担を変化させるオルタネートモードをサポートする標準機構を規定しています。これはUSB データプロトコルの拡張ではないことにご注意ください。 USB Type-C ポートは USB 2.0 USB 3.1 Gen1 および USB 3.1 Gen2 のデータをサポートすることが出来ます。

     

    USB-PD 2.0 仕様

     

    USB-PD 仕様はホスト、デバイス、ハブ、チャージャー、ケーブルアセンブリなどを含む USB システムのすべての要素を網羅してパワーデリバリシステムを規定しています。この仕様は USB Type-C を使用して最大 100W までのパワーデリバリを管理するためのアーキテクチャ、プロトコル、パワーサプライの振る舞い、コネクタ、ケーブルなどへの要求を説明しています。USB-PD 1.0 仕様はレガシー USB ポート用に バイナリーフリークエンシーシフトキーイング (BFSK) を使用したパワーデリバリープロトコルを規定していました。USB-PD 2.0 仕様は USB Type-C コネクタでバイフェーズマークコーディング (BMC) シグナリングに基づいたパワーデリバリを規定しています。この仕様は既存のUSBインフラストラクチャと互換でさらに拡張するように意図されています。USB パワーデリバリは既存のUSB バスで規定された機構とは独立して機能するように設計されていることは注目に値します。下図にてレガシー USB ポートと パワーデリバリを有したUSB Type-C の給電能力を比較しています。

     

     

    USB Type C PD 仕様書は USB-IF ウェブサイトからダウンロードしていただけます。